Lone Mountain & Rocky Mountain, Catskills
2018年4月22日
Lone Mountain 3,721 ft. (1,134 m)
Rocky Mountain 3,508 ft. (1,069 m)
スタート時刻 午前7時41分
エンド時刻 午後2時56分
所用時間 7時間15分
総距離 12.1マイル (19.4 km)
トレイルヘッド(TH)は、Denning Roadの突き当たりから始まる。残雪がところどころにあるので、マイクロスパイクをシューズに付け、頂上付近のより深い積雪に備えてスノーシューをリュックに結わえて出発する。最初の約1.6マイルはマーク の付いたトレイルを行き、二つ目の橋を渡って間もなく、 左に分岐するマークの付いていないトレイル(Fisherman ’s Pathと呼ばれる)が始まる。 ここから先は全てマーク無しのトレイルだ。
<スノーシューを携行して出発>
<始めはマーク付きのトレイル>
<二つめの橋を渡ってすぐからマークの無いトレイルに入る>
地面には雪が残っているために、どこに道筋が付いているかがはっきりとはわからない。 雪の上についた足跡、磁石、GBSをたよりに進む。Nevers ink River沿いに約2.5マイル行き、Donovan Brookを超えて少し行ったところから右45度に折れて、Lone Mountainの稜線に乗ることを目指す。 曲がり角がどこかははっきりわからないが、 登っていけそうな斜面を磁石とGPSを頼り東南東方向に上り始め る。道筋は依然はっきりしないが、 稜線から外れないように注意しながら、時々GPSで現在位置とLone山頂との位置関係を確認しながら上って行く。途中かなりの急傾斜があったものの、大きな問題なくLone Mountain頂上のキャニスターを見つけることができた。
<Loneの稜線を上る>
<同上>
<同上>
<Lone Mtn.頂上>
次に目指すRocky Mountainまでの約1マイルがこの登山の最大の難所だった 。LoneとRockyの間の鞍部からの上りの途中で、 比較的若い針葉樹が密生する中を抜けていかなければならず、 胴体、 両腕と太ももで密集する枝葉を掻き分けて進まなければならなかっ た。(あまりの過酷さに、写真を撮る余裕がなかったため、 画像がありません。) しかも頂上らしい場所に着いても、針葉樹林が茂っていてキャニスターがなかなか見つからない。10分ほど茂みのなかを探 し、ようやくキャニスターをみつける。
<Rocky Mtn.に向かう。この後の針葉樹林で苦労する>
<ようやく見つけたRocky Mtn.山頂のキャニスター>
下山も同じ針葉樹林を通らなければならない。 何とか鞍部までたどり着き、そこからは、右手下方に向けて流れる谷川に沿って下山して行く。 ここでも道筋は(あったとしても)雪の下に隠れているので、 磁石、地図、GPSを頼りに下りていかなくてはならない。途中で 2回迷ったものの、大過なく1マイルほど下って、何とかNeversink River沿いのFisherman’s Pathに突き当たることができ一安心。ここからTHま では4マイル近くあるが、川沿いの道筋はわかりやすく、藪を掻き分ける必要もなかった。出発後7時間15分もかかって、 THに戻りついた。 Catskills 3500 Club加入資格である「キャッツキル35峰+冬ハイク4峰」の最後を飾るに相応しい過酷な登山だった。
<GPSなどを頼りに下る>
<Fisherman’s Pathまで降りてきて一安心>
<久しぶりのマーク付きトレイル>
<キャッツキル全35峰登頂完了>