登山、音楽、読書など

考えることは極上の贅沢だと思う。そして、考えたことを文章にまとめるのはこの上ない楽しみだ。

Mt. Marshall

2019年6月23日(日曜日)

Mt. Marshall 4,360 フィート (1,329 m)

スタート時天気 晴れ 華氏46度(摂氏8度)風なし

スタート時刻 午前6時18分

エンド時刻 午後1時27分

所要時間 7時間09分

総距離 14.2 マイル (22.9 km)

 

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アディロンダック山地の6月は、まだ春にあたるようで、やたらと雨の日が多い。ようやく晴れの予報となった週末、土曜日に前泊して、Mt. Marshallを登った。宿泊先は、トレイルヘッド(以下TH)からクルマで約1時間のNorth Creekという場所にあるThe Lodgeというモーテルだ。冬場は、近くのスキー場に来る人々に利用されているようだ。部屋や調度品は小綺麗に整っていて、電子レンジと冷蔵庫も付いており、また敷地内にレストランもあり、快適に過ごすことができた。

当日は、朝3時に起床、オートミールとコーヒーの朝食を摂って5時に宿を発ち、6時過ぎにはUpper Worksという名のTHに着く。すでに10台ほどのクルマが駐まっている。ここは、19世紀前半には、付近で採れる鉄鉱石を原料にした製鉄所が、また、第二次世界大戦中にはチタンの鉱山があり、かなり大きな街となっていたが、現在では、その名残の廃屋が何軒か残っているだけの廃村となっている。いくつかの遺構は、史跡として保存されているようだ。

 

出発時の気温は摂氏8度と、やや肌寒い。モンベルのウィンドブレーカーを着て出発する。

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<レジスターに記入して出発>

 

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<出発後0.4マイルの最初の分岐点を右へ>

 

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<THから1.8マイルの二番めの分岐点を右へ>

 

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<ぬかるみの多いトレイルなので、木道が有難い>


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<THから4.7マイルで3つめの分岐点に。ここを左へ>

THから5.3マイルで、Mt. Marshallの登り口に。出発後ここまで2時間18分。ぬかるみの多いトレイルだったが、ハイキングブーツのおかげで、足が濡れることはなかった。


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<Mt. Marshallの登り口>

ここからunmarked trailが始まる。1.8マイルで約1600フィート上る急勾配だ。

 

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<クリーククロッシングの一つ>

谷間のクリークを縫うようにしてherd pathが続く。クリークを渡る箇所にはケルンがあり、道筋は思ったよりも分かりやすかったが、このセクションもぬかるみが多かった。


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<見事な根を張る大木の脇を上る>


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<アディロンダックらしい岩盤登り>

 

THから7.1マイル、3時間44分で頂上に着いた。

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<頂上>


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<頂上近くから北方向を望む。NyeとStreetか?>


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<山頂少し下から北東方向にIroquois Peakを望む>


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<分岐点へ戻る>

unmarked trailの部分も、ぬかるみや岩で歩き難く、上り1時間26分、下り1時間24分と、下りも上りと同じくらいの時間がかかった。


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<トレイル脇の石碑。David Hendersonという名が刻まれていた>


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<出発後7時間9分で無事THに戻る>